大学受験の真実。

初めまして!リバーサルパスのKです!現在慶應義塾大学文学部に通っています!

僕は高校3年の受験に失敗し、全落ちしました。その時は絶望しましたが、1年間の浪人で頭を使いながら実力をつけていき、晴れて慶應に受かることができました!

今回は僕の受験体験談として、高校3年生と浪人時代のことを話そうと思います!

 

 

僕はとにかく、状況的に追い詰められないと行動できない人間でした。今から始めてもなんとかなるでしょ!と夏休みから勉強を開始し根拠も無く楽観的に合格できると考えていましたが、当時第一志望だった日東駒専は勿論、滑り止めにも全て落ちてしまいました。

人生で受験というものに落ちるのが初めてだったので、勉強を始めるのが遅かったにも関わらず、かつてないほど情けなく悔しく、全落ちした時思わずその場で泣き崩れてしまいました。
しかし、浪人するならば余計すぐに勉強を始めないと現役の二の舞になると思い、落ちた1分後には立ち直ってすぐに図書館に向かいました。
僕はどうせ浪人するなら自分が行ける範囲のトップを目指そう!と思い、志望校を思いっきり上げることにしました。
図書館で一緒に勉強していた友達に、「俺慶應行くわ。」とその日に宣言しました。(その時に友達には流石に厳しくない?と言われましたが、見事受かったので受験後にその子が夕飯を奢ってくれました笑)

僕達の浪人が決まった2020年の2月はコロナウイルスがちょうど猛威を振るった時でした。色々な場所が封鎖され、世の中の仕組みも移り変わっていきましたが、何故か僕はその中で浪人生活が始まるのにワクワクしていました。
僕の周りには浪人した友達が多く、コロナ禍で勉強を頑張る自分達の姿が結構好きで、上手く勉強にのめり込むことができました。
2.3月はとにかく基礎だ!と思い、中途半端にしかやっていなかったシステム英単語を全部覚えたり、熟語を全部覚えたりと、とにかく基礎を完璧に近づけることを心がけました。  

4月になり、予備校が始まって、本格的に浪人生活スタートだ!と張り切っていたら、コロナの影響で、5月の後半まで予備校がオンライン化することになりました。
入試はどうなるんだろう?と不安になりましたが、とにかく目の前の勉強をするしかない!と思い、気合を入れ直しました。後に対面しましたが、そのオンラインの世界史の授業で、浪人期の1番の恩師に出会いました。
その先生はとにかく熱く、僕達生徒のために信じられないくらい質の良いテキストを作ってくれていました。

 

その先生は常に僕達に、自分の目標を高く持て!と言っていました。
大半の人間は早慶GMARCHには受からず、正しいやり方で、相応以上の努力をした者だけが、毎年受かっていくのだと、毎度毎度の授業で言っていました。
しかし、先生がどんなに質の良いテキストを作ったとしても、それを受験生側が真剣にやらなければ、結果は伴いません。

僕の通っていた塾の世界史選択は全部で15人ほどいましたが、その中で早慶上智には僕含めて4人しか受からず、その他の人はGMARCHにも引っかかりませんでした。もっと範囲を広げると、塾に高卒生は40人ほどいましたが、その中で早慶に受かったのは6人だけです。
厳しいことを言うようですが、大半の人間は第一志望に引っかかりません。それどころか、滑り止めだと思っていた大学に簡単に落ちます。それくらい厳しい世界です。
ネットに出ている情報には、この参考書をやれば受かる!だとか、この塾に行けば受かる!とか書かれたりしていますが、そんなうまい話はこの世に存在しません。そして、そういう情報を鵜呑みにして、失敗した人は、揃ってこう言うのです。「俺あんなに頑張ったのに、塾選び間違えたかなあ。あの参考書をやっていれば..」と。
こういう人ほど、客観的に見て、全然努力してないし、自分の勉強の仕方と向き合ってません。言い方は悪いですが、僕は誰よりも下から上まで色々な人間を勉強を通して見てきました。この判断には自信があります。

 

では、反対に受かった人は何をしていたのか?
まず僕も含めて、受かった人達は、まず勉強時間を実力が低い人たちよりも圧倒的に確保していました。
実力がある人が更に努力するからどんどん実力を上げていき、合格する。当然ですよね。後は、とにかく正直で自分に嘘をつきませんでした。
折角受験をするなら、行きたい大学があるなら、とことん自分に厳しくいきましょう!人生を賭けるつもりで勉強しましょう!
少なくとも、それくらいの覚悟がないと結果はついてきません。受験って大半の人が落ちるものなので。胡散臭いと思う人もいるかもしれませんが、私大の厳格化で前以上に受かるのは難しくなっています。これを見て、少しでもやばい、やらないと!勉強しないと!って思ってくれる人がいれば嬉しいです。もし、聞きたいことがあったら、僕達でよければ答えられる限り全力で応えます!とにかく、人生に一度きりの受験、人生を賭けるくらいの勢いで勉強して、笑顔で春を迎えましょう!
途中で話が逸れてしまいましたが、今回はこれで終わりにします。
定期的に更新するので、ぜひ読んでください!